ＢＩＡ釣り日誌第８５話は「野尻湖のヒメマス釣り３」です。

信州の釣り迷人Ｍさんから、野尻湖ではまだヒメマスが釣れているという情報が入りました。十和田湖のヒメマス釣りの解禁日は１０月１日のため、９月末の連休は野尻湖にヒメマス釣りに行って来ました。

８月に来た時はあんなに素直だった姫ちゃんですが、夏休み中のアバンチュールですっかりすれてしまっていました。魚探には大きな群れが引っ切り無しに写りますが、中々針にかかりません。初日の釣果は２匹でした。

２日目の野尻湖です。野尻湖のヒメマス釣りは本日で５日目ですが、これまで雲のベールを被っていた妙高山が初めて姿を現しました。

本日は妙高山をバックにもう一艘のヒメマス釣り舟が出ていました。ヒメマスの９割り以上が食い上げです。ウキ釣りの場合は立っているウキが水面に横になります。船釣りでは、しなっている竿が水平になった時があたりです。ちょっとでも目を離していると、竿が水平になっているのを確認した時はヒメマスが水面まで浮いて来ています。
その時は、隣のしかけとお祭りして、しかけがぐちゃぐちゃになってしまいます。本日はあたりは多かったのですが、手返しが悪く釣果は７匹でした。

野尻湖のヒメマス釣りも３日目です。野尻湖ではヒメマスとワカサギとブラックバスが共存しています。ヒメマスを釣り上げるとブラックバスが追いかけて来ます。ヒメマスはプランクトンの他にワカサギも食べています。野尻湖のヒメマス釣りの船は、２、３艘ですが、バス釣りの船は数十艘出ています。

最終日も釣果は思わしくなく、８匹に終りました。３日間合計では１７匹でした。サイズは２３ＣＭ−２９ＣＭでしたが、２８ＣＭ位のサイズの大きいヒメマスがほとんどでした。９月はヒメマスが産卵する時期で４年魚は婚姻色になっているはずですが、サイズの大きいヒメマスを含めて、すべて銀色できれいな色をしていました。もしかしたら、３年魚なのかもしれません。