ＢＩＡ釣り日誌第175話は「田代島の黒鯛釣り1」です。

3ケ月前から予定していたスルメイカ釣りが中止になったため、田代島に黒鯛釣りに行ってきました。網地島には2002年に一度行っていますが、田代島に行くのは今回が初めてです。石巻から船で、田代島の仁斗田港に向かいました。

田代島・仁斗田港

田代島に行くのは初めてのため、今回は渡船をしないで、港から歩いて行ける地磯に入りました。
本日のポイントは、仁斗田港の南側にある「仁斗田の浜」です。
本日の満潮は2時52分です。釣り開始の午前5時は満潮に近い水位でした。

二斗田の浜は浅くて藻が沢山あります。
黒鯛の産卵には適していますが、釣りには不向きです。
まず、様子を見るために、2.5mの棚で第一投です。
潮で右側に流されたウキが、ジワジワと沈みました。根がかりかなと思いましたが、一応合わせました。ずしりと重く動きません。やはり根がかりだったかと思いながら竿を立てたら、今度はグングンと右手に力強く引いて行きます。黒鯛のあたりです。
周りは、上の写真のように、岩と藻が沢山ある場所です。
ラインが岩に当たらないよう、また藻に潜られないように、強引に竿を立てました。ハリスを切られないように、グングンの引きとの勝負です。何とか藻に潜られずに上がってきました。40cmのメスでした。スカリのサイズは38cmです。

本日釣れた黒鯛は二斗田の浜の藻に産卵に来た乗っ込みのメスの黒鯛でした。黒鯛の卵です。