ＢＩＡ釣り日誌第201話は「鳥海の渓流釣り9」です。

鳥海山の麓を流れる山形県日向川支流に渓流釣りに行って来ました。
今回の地震の被害は海が大半ですが、H20.6.14に発生した「岩手・宮城内陸地震」では栗駒山の渓流が土砂に埋まっています。

余震が続き、海も怖いし、渓流も怖くて、３月１１日以降、釣りを自粛していましたが、ようやく渓流釣りに行って来ました。
源流近くの渓流なので、切り立った断崖が沢山ある場所です。
今年は雪が多かったので、渓流の春の訪れは、例年より３週間くらい遅れています。いつもの年では見られない、カタクリが満開でした。

本日のポイントは日向川支流前の沢の上流です。
まだ雪が残っています。

日向川には、イワナとヤマメを放流していますが、今回入った前の沢には大きな堰堤があり、魚道もありません。
堰堤の上には車道も遊歩道も無いため、崩れた崖のけもの道を歩いての釣行です。そんなところを、１３４５４歩、歩いて来ました。

釣れたイワナはすべて斑点がきれいな日光イワナでした。
大昔に遡上したイワナの子孫だと思います。

本日の釣果はイワナが5匹(21cm-30cm)でした。