十和田湖のヒメマス釣り2

和井内神社
 

BIA釣り日誌第9話は「十和田湖のヒメマス釣り2」です。

これまでヒメマス釣りは、支笏湖で1回、蔦沼で2回、十和田湖で2回と、全部で5回挑戦していますが、まだ一匹も釣れていませんでした。
十和田湖での2度目の時は十和田南駅前の「和井内貞行」の銅像をたずねてから釣りに行ったのですが、効果が無かったため、3度目の今回は和井内神社へお参りに行って来ました。

和井内神社は、和井内貞行と奥さんのカツをまつった神社で十和田湖の西湖岸に寂しく建っています。



和井内神社

 

今年は不漁
 

十和田湖の昨年のヒメマス漁は豊漁でしたが今年は一転、不漁のようです。どういうわけか、ヒメマスが岸に寄り付かず、岸でも船でもあまり釣れていないようです。
本来ならば、9月は放流した場所に戻って産卵するのですが、今年はそのヒメマスも少ないとの事でした。

十和田湖での2度目の時に秋田のヒメマス釣りの名人・ひろちゃんに出会いました。一日中釣って、二人とも一匹も釣れないため、こんな割の合わない釣りをどうしてやるんだと聞いた所、みんな去年の栄光が忘れられなくて来ているんだということでした。

昨年は来るたびにクーラー一杯釣れたそうです。
名人にはその場でヒメマス釣りのしかけを作ってもらいました。青森ではヒメマス釣りをする人が少なく、ヒメマス釣りのしかけは探せまんでした。



和井内のヒメマス漁
この網には一匹だけでした。

 

ついに幻の魚・ヒメマスを
 

和井内神社へのお参りと、名人のしかけの効果は抜群でした。
幻の魚・ヒメマスがBIAにもついに釣れたのです。
和井内貞行はヒメマスの養殖に成功するまで22年かかりましたが、BIAもヒメマス釣りを夢見てから20数年目に始めての一匹を釣り上げました。

そして何と本日の釣果は6匹で、最大が33CMありました。
さっそく始めての刺身料理に挑戦しました。皮を剥ぐのが難しくほんの数切れしか出来ませんでしたが、おかげでじゃっぱ汁の具だけは豊富でした。

釣ってすぐのヒメマスの刺身は、舌がとろけるようなおいしさでした。



BIAの釣果・この後さらに一匹


釣りの日
 

皆さんは「釣りの日」をご存知でしょうか。
BIAは知りませんでしたが、十和田湖へ向かう途中の早朝のラジオで始めて知りました。

「釣りの日」は10月10日なのですが、何故かと言うと魚の事を「とと」と言うことからついているとのことでした。
ヒメマス釣りの名人・ひろちゃんは釣りの日は当然のごとく釣りをしていました。



ヒメマス釣りの名人・ひろちゃん



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