青木湖のヒメマス釣り

長野県青木湖へ
 

BIA釣り日誌第118話は「青木湖のヒメマス釣り」です。

コールデンウィークに青木湖のヒメマスが爆釣だったという連絡が、信州の釣り迷人Mさんから入りました。100匹近い釣果と聞いてはじっとしていられず10日と11日に長野県の青木湖にヒメマス釣りに行って来ました。仙台から新潟回りの高速道路で500kmの道程です。



青木湖


初日の釣果は
 

10日の午前5時に仙台を出発して、青木湖に着いたのは12時でした。迷人との釣行の約束は11日ですが、前日購入した魚探のテストも兼ねて、午後から釣ってみることにしました。
青木湖は周囲6kmの小さな湖です。発電のため、水面が20m程下がっていましたが、それでも水深は52mありました。
神田ロッジから手漕ぎボートを借りて湖の中央まで漕ぎ出しました。すでにヒメマス釣りをしているボートが4艘出ていました。4艘とも湖の中央付近で釣りをしていたため、私も近くのブイにボートを係留して釣り始めました。
釣り方は野尻湖と全く同じでアミエビのコマセを使用したサビキ釣りです。まもなく竿先にプルプルというあたりがあり、巻き上げたら小さなヒメマスでした。今年の青木湖ではこれがレギュラーサイズだそうです。初日の釣果は13時から16時までの3時間で16-17cmのヒメマスが5匹でした。



青木湖のヒメマス


2日目は
 

11日は信州の釣り迷人Mさんと午前5時に待ち合わせました。群馬の千釣さんを含めて総勢5人で、5艘のボートでのヒメマス釣りとなりました。湖中央のブイに連結して釣り始めましたが、爆釣には程遠くポツリポツリとあたりがあるだけの寂しいヒメマス釣りとなってしまいました。10時前までに4匹(16-17cm)釣れて、その後12時まで全くあたりがありませんでした。
雨が降り始めたため、12時半に納竿しました。






青木湖のヒメマス釣り


信濃雪鱒
 

釣り名人Mさんがヒメマスにしては大きな魚を釣り上げましたが、これは「信濃雪鱒」でした。

『シナノユキマス』は、サケ・マスに近いコレゴヌス属に分類される冷水性の魚で、元々日本にいた魚ではありません。長野県には1975年に旧チェコスロバキアから卵が導入され、以来10年にわたる長野県水産試験場の試験研究の結果、世界に先駆けて養殖技術の確立に成功しました。この魚の雪を連想させる銀白色の姿ならびに長野県の特産魚にふさわしい愛称として『シナノユキマス』と名付けられました。



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