テクビイカ釣り
手首イカ釣りで一般的なのは8-10mの鮎竿によるしゃくり釣りです。 イカ角はテクビイカ専用の小さいイカ角を2本使用します。これにイカの足を差し込んでエサにします。日によってアタリの色が違ってきます。青森のテクビイカ釣りは、殆どの人がこの釣り方です。 手で竿を持ってしゃくるのが大変なため、自作の竿立てを使用している人が大半です。 私も最初はのべ竿を購入して、この釣り方にチャレンジしましたが、 いつ来るか分らない群れを待ってしゃくり続けるのが大変なため、ウキ釣りに転向しました。
テクビイカのウキ釣り
テクビイカの釣り方で私が気に入ってやっていたのは、ウキ釣りです。ウキ釣りでは、竿は3-15号、4.5m-5.4mの磯竿又は投げ竿を使用します。ウキは2-3号の電気ウキ又は棒ウキを使用します。 テクビイカの引きは弱いので、3号以上のウキは使わない方がアタリが良く分ります。 日中でも夜間でもイカがイカ船に乗ってウキが沈む時はしゃくり釣りでは味わえない感動を覚えます。
しゃくり釣りの時の餌はイカを使用しますが、ウキ釣りでの餌は鳥の笹身を使用します。笹身は2つに切ってから、横に薄く切って2枚にします。右端の切り身が一つの笹身を四分の一に切った笹身です。笹身を厚くすると重くなり、3号のウキが沈んでしまいます。
イカ舟はヤリイカ用の小さいものを使います。これに鳥の笹身を針金で撒きつけて2つ連結して使用します。色はピンクと緑があります。 時間や天候によってイカの好む色が違ってきます。
6月のテクビイカのシーズン、青森港の岸壁は24時間、テクビイカ釣りの釣り人が絶えることがありません。その中でも、良く釣れるのは夜間です。夜間の釣りでは、発電機を持ち込んでライトを付けたり、街路灯の灯りを利用します。 水中では、水中ライトかケミホタルを着けてイカを誘います。 日中に釣るときは、晴れている時よりも、曇っている時の方が釣れます。
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