鮭 釣 り
私の鮭との最初のふれあいは、1995年、福島の請戸川での「鮭のつかみ獲り」でした。鮭のつかみ獲りは、その後青森県の下田と、六ヶ所村で体験しています。 請戸川と下田のつかみ取りの鮭は川に遡上してきたブナ毛のオス鮭です。六ヶ所村の鮭は、海で獲った銀毛のメス鮭でした。 鮭のつかみ方は、意外と難しく3年目にようやくマスターしました。
最初の鮭釣り体験は、2000年の 三陸海岸での漁港生簀での鮭釣りでした。海で獲った鮭を網で仕切った漁港内に放して釣りを行います。漁港生簀での鮭の釣り方は餌釣りとガラガケです。簡単に釣れそうですが、これが中々釣れません。私は三陸海岸の鮭釣りではボーズでした。
2003年から、川の鮭釣りを始めました。 川の鮭釣りは、「サケ有効利用調査」の名目で東北でも数ケ所の川で許可されています。2003年から福島県の請戸川と木戸川、2004年から山形県の月光川、2005年から青森県の奥入瀬川で許可されています。 (2007年からは宮城県の小泉川でも許可されました。) 山形県の寒河江川でも実施していますが、寒河江河は海から遠いので、ここには応募していません。どの川も8月に応募して、鮭を釣るのは10-11月の指定された日です。 川の鮭釣りで許可されている釣り方は、ルアー釣り、フライでの釣り、餌釣りです。各河川の鮭釣りの特徴はこちらです。
鮭釣り最初の年、2003年はルアー釣りを行いました。 ロッドはシーバスロッド、ルアーは15g-18gのスプーンです。赤いタコベイトを付けました。フックはシングルフックのみ許可されています。 ルアー釣りはスレで釣れる確率が高い釣り方です。
鮭釣り2年目の2004年は餌釣りを行いました。 ウキは自作です。針はソイ針16号、ハリスはカーボン5号で、使用出来る針は1本だけです。錘は中通しの15号、餌は生サンマの切り身です。鮭は意外と美食家ですが、エサ釣りは河口ではヒット率が一番高い釣り方です。
2006年はルアー餌釣りを行いました。ウキを付けたルアーに餌のサンマを付けた釣り方です。流れが速い時に、効果のある釣り方です。これまでで最高の釣果でした。
川での鮭釣りは「水産資源保護法」で禁止されています。河口は各県の「漁業調整規則」で範囲を指定して禁止されています。 規制の厳しい県でも河口から1km程離れれば規制外になります。 東北では船での鮭釣りをやっている釣り船はありませんが、河口から離れた岸壁等の鮭釣りは行われています。 岸壁の鮭釣りは、川の鮭釣りとは違った面白さがあります。
●水産資源保護法 第25条で内水面におけるさけの採捕を禁止しています。 ●漁業調整規則 各県ごとに河口附近における採捕の制限をしています。 ・福島県漁業調整規則 ・宮城県漁業調整規則 ・山形県海面漁業調整規則 ・秋田県漁業調整規則 ・岩手県漁業調整規則 ・青森県海面漁業調整規則 ・北海道海面漁業調整規則 第29条で奥入瀬川の関運橋から河口までは採捕禁止です。 ・青森県内水面漁業調整規則 福島県、宮城県、秋田県、北海道のリンク先変更 (H26.09.15)
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