仙台湾のタラ釣り2

浅場のタラ釣りに
 

BIA釣り日誌第97話は「仙台湾のタラ釣り2」です。

前回のタラ釣りは産卵前だったため、200-300mの深海釣りでした。
本日のタラ釣りは産卵期でタラが浅場に移動しているため、70-120mの浅場でのタラ釣りでした。深場のポイントは金華山沖でしたが、本日は南へ向かい、ポイントは相馬沖でした。相馬沖のポイントには数隻のタラ船が集結していました。



国丸で浅場のタラ釣り


マダラとスケソウダラ(スケトウダラ)
 

本日の本命はマダラで他に狙いはスケソウダラとどんこです。

マダラは上顎が下顎より長く、下顎に1本のひげを蓄え、水深250m位の海底に集団で生息しています。
 スケソウダラはマダラより一回り小さく、上顎より下顎の方が長い受け口で、漁獲量はマダラよりはるかに多く、資源的には貴重な魚種です、スケソウダラは日本海沖全域の深海中層部でマダラより上の方に生息しています。
 タラはタラ腹食べるという言葉を生むほどの大食漢で、比較的成長が早く、60cm位で成熟し、15年生き、体重は20キロに達するマダラもあります。腹から出る精巣をシラコ、菊の花びらに似ているのでキクとも言います。また、スケソウダラの卵巣はタラコ、明太子、紅葉子等と呼ばれています。
 
仙台ではスケソウダラと呼んでいますが、標準和名 はスケトウダラ です。



僚船のこうりょう丸


釣果は
 

本日の釣果はスケソウダラが2本と1匹(66cm、60cm、35cm)、どんこが3匹でした。私には本命のマダラは釣れませんでしたが、船中では一本あがっています。



本日の釣果・66-60CMのスケソウダラ


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