仙台湾のスルメイカ釣り3

江ノ島沖のスルメイカ釣り
 

BIA釣り日誌第105話は「仙台湾のスルメイカ釣り3」です。

昨晩、江ノ島沖にスルメイカ釣りに行って来ました。塩釜港の出航は午後の4時でした。スルメイカ釣りですが、タラ釣り以上の遠征です。
釣船は丸洋丸、水深は150mで、スルメイカ釣りでは初めて電動リールを使いました。



丸洋丸のスルメイカ釣り


紫イカも
 

スルメイカ狙いでしたが、紫イカが6杯混じっていました。写真は釣り上げたばかりの紫イカです。黒っぽく見えますが、きれいな紫色をしています。サイズもスルメイカよりも大きく、最大で58cmありました。



紫イカ


釣果は三箱
 

これまでの2回のスルメイカ釣りの釣果は6杯と12杯です。昨夜の目標は前回の倍の24杯でした。
そして、昨夜の釣果は発砲スチロールの箱で三箱、90杯でした。
自分では、目標を大幅にオーバーして、もうすぐ100杯というところなので、大満足なのですが、隣の人は何と8箱積み上げていました。
最初からかなりの差が付いたために、釣り方を見ていましたが、大きな違いは分りませんでした。私と同じ電動リールで小刻みに下ろし、巻き上げはシャクリながら巻き上げています。

違うところは、私が一回に釣り上げる数が1-3杯なのに対して、隣の人は1-5杯です。一回の平均も私の2-3倍位の数を釣っています。
私は昨夜は丸洋丸推薦のプラ角を使用しましたが、隣の人はおっぱい角でした。釣り方も良く分りませんでしたが、微妙な違いがあるのかも知れません。



釣果は三箱、90杯


イカ角にエイが
 

イカ角をしゃくっていたら、ずしりと重い反応がありました。電動リールで巻き上げましたが、リールが回転出来ません。相当な大物です。止むを得ず、手巻きに切り替えました。手巻きでも、これまで経験したことの無い重さです。ワラサやサメを重い浮かべましたが、あまり暴れないので、何がかかったのだろうと思いながら、静かに巻き上げました。やがて水面まで上がってきた魚影は、1m位の「エイ」でした。取り込もうと船頭さんに見てもらいました。エイの尾先には毒を持った針があるので危険だということで、取り込まずにイカ角をはずして放流しました。

「からかい」

カラカイは「エイ」の干物です。軟骨が多いのでコリコリした歯ざわりが特徴です。カラカイは棒だらと同じく、鮮魚が手に入りにくい山形の内陸地方の食生活にはかかせない重要な蛋白源でした。
私の子供の頃、正月や祝事、祭りの時に作られたものです。
今年の盆に実家に帰った時に、母に聞いて初めてカラカイがエイの干物だということを知りました。この毒針のあるエイがあのおいしいカラカイになるんですね。


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