支笏湖のチップ釣り2

再び支笏湖へ
 

BIA釣り日誌第41話は「北海道・支笏湖のチップ釣り2」です。

今シーズンの十和田湖のヒメマス釣りで釣果の出ないBIAは昨年に引き続き十和田湖のヒメマスの故郷「北海道・支笏湖」にチップ釣りに行って来ました。支笏湖のチップ(ヒメマス)は1893年に阿寒湖から移植され、1903年に和井内貞行が十和田湖に移植しております。支笏湖には昨年同様
ライフィッシングをやっている釣り人が沢山いました。



支笏湖のフライフィッシング

 

チップは今年も大幅減少
 

昨年、北海道新聞でここ数年チップの数が極端に少なくなったという記事を見ましたが今年の状況も同じということでした。
千歳の釣り道具屋さんで最近の情報を聞きましたが、岸からは釣れず、また船でも難しいということでした。

支笏湖には在来種でアメマスだけが生息していましたが、その後チップが移植されひと昔まえまではヒメマスの湖として有名でした。
現在は、ニジマスとブラウントラウトが増えフライフイッシャーとルアーフィッシャーの人気を集めています。これらの魚に追われてチップは岸に寄らなくなったという説もあるようです。写真は虹鱒を狙う浪花のルアーレディです。



支笏湖のルアーレディ

 

ポイントはオコタン野営場
 

前日に湖を一周して昨年のポイント・苔の洞門前から、モーラップキャンプ場、ポロピナイキャンプ場等、主なポイントの下見に行きましたが、今年のポイントはアメマスが一番釣れていた「オコタン野営場」に決めました。周りの人はほとんどがニジマスとブラウントラウトを狙ったフライフィッシングですが、BIAは相変わらず餌釣りです。

支笏湖では上のルアーレディのように女性の釣り人も多く見かけますがこのポイントにもアメマス釣りの女性3人組が来ていてアメマスを釣り上げる度に大騒ぎしていました。



本日のポイント・オコタン野営場の桟橋


ついにチップがヒット
 

ブラウントラウトに捕食されニジマスとアメマスに岸を追われたと言われるチップですが、ついにBIAの竿にヒットしました。
支笏湖で岸からチップが釣れるのはきわめてめずらしいと地元の人が言っていました。



支笏湖のチップ(ヒメマス)


釣果は
 

ヒメマスは一匹に終わりましたが、アメマスが二人で19匹釣れました。今年は底を狙って釣った為かサイズが大きく最大サイズは28CMありました。

アメマスは支笏湖の固有種ですが後から移植されたヒメマス、放流されて増えたニジマス、ブラウントラウトとの生存競争にも負けず、しっかりと生息しているようです。



支笏湖のアメマス(エゾイワナ)



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