テクビイカ釣り2

ウキ釣りでの釣果アップ作戦
 

前回は2-3号のウキでの釣り方を紹介しましたが、本日は1号の黒鯛釣り用棒ウキを利用した釣り方を紹介します。

テクビイカは黒鯛のように餌を咥えて下に強く引くのでは無く、イカ船の上に乗って餌をかじっています。
このため、大きいイカが乗った時は2-3号のウキが沈みますが、小さいテクビイカの場合はウキの動きが分らず、乗り逃げされてしまいます。たまに竿を上げて見ると小さいテクビイカがかかっていることがよくあります。シーズン初期はテクビイカのサイズが小さいため、これでは釣果アップが見込めません。

色々ためした結果、黒鯛釣り用の1号の棒ウキを使うのが一番引きが分りやすいことに気が付きました。このウキだと、テクビイカが乗ればわずかでも沈むのですぐに分ります。



黒鯛釣り用棒ウキ


錘無しのイカ舟
 

ウキを1号にすると錘も軽くしなければなりません。錘付きのイカ舟2個を使用した場合、3号のウキを使用します。
イカ舟には錘の部分が赤いプラスチック製で、錘無しのものがあります。錘付き1個と錘無し1個の場合は、2号のウキですが、これでも小さいテクビイカのあたりは分りません。
1号のウキを使用するには、イカ舟を2個とも、錘無しにします。



上が錘無しのイカ舟です


テクビイカは夜行性
 

テクビイカは夜行性ですが、何故か光に集まってきます。
木材港では発電機を持ち込み、集魚灯を利用して釣りをしている人が大半です。一方、大掛かりな設備は持ち込まないで、フェリー埠頭等の街灯を利用して釣りをしている人も大勢います。私も青森では、後者でした。

テクビイカは本来は夜行性のため、強い光は苦手なようです。実際に街灯の下で釣る場合は、真下よりも少し離れたところで陰になっているところや、光の輪と暗い部分の境目のところ方が良く釣れます。

また、テクビイカは魚のように浮き袋をもっていないため、海の底近くを泳いでいます。ウキ下は海の深さにあわせた方が良く釣れます。


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